導入事例

医療法人 永山眼科クリニックさま

2022/11/18

眼科クリニック × ロゴ:コミューン

自由自在に使いこなしながら
心に触れる診療を実践

岡山県笠岡市の永山眼科クリニックさまには、毎日多くの患者さんが訪れます。永山幹夫院長は、患者さんのどんな小さな悩みにも真摯に向き合い、診察によってその原因を明らかにし、わかりやすく説明した上で患者さんの希望に沿った治療を進める、という診療方針を開院以来18年間ずっと守り続けていらっしゃいます。この患者さんへの説明の際に、comuoonがとても活躍しているそうです。

医療法人 永山眼科クリニック 院長

永山 幹夫さま

 

導入シーン 診療全般
導入機器 comuoon mobile Type HS(1台)
導入時期 2021年12月末

導入前

診察時、高齢の患者さんへ原因や治療方針の説明をする際、聴こえにくさによって伝わりにくく苦労していた。

「患者さんの希望に沿った治療を行う」という方針を徹底する上で、患者さん本人の理解や納得を実感しづらかった。

導入後

comuoonの使用によって患者さんの反応が格段に変化し、スムーズに意志の疎通ができるようになった。

声を張り上げなくても伝わるので、お互いにストレスが軽減した。

聴こえやすさが、見えやすい未来につながる

Q. どのような場面でcomuoonをお使いですか

永山:モバイルタイプのcomuoonにミニ三脚をつけ、診療デスクに置いて使っています。聴こえにくい患者さんに対しては、即座に三脚をたたんで手持ちに替え、comuoonを耳元に近づけて左右どちらが聴こえやすいか、どれぐらいの距離が最も聴き取りやすいか確認した上で診察しています。初診時に確認して結果をカルテの表紙に書き込むので、次からはスムーズに診察ができます。
ご自身の聴こえにくさに気づいていない方、聴こえにくいことを知られたくない方、同行しているご家族も聴こえにくいなどさまざまなケースがありますが、普段は診療デスクにスイッチを入れて置いているので、comuoonを近づけなくても聴こえやすい空間を自然に提供できるのはありがたいですね。
ミニ三脚はメーカー推奨品を使っています。またcomuoon mobileはユニバーサル・マウント(各社共用規格)対応なので、市販のさまざまなアクセサリーとつなぎ合わせて使用できます。こうした点に、使いやすさまでしっかりとイメージした、作り手の丁寧な開発姿勢を感じます。

Q. comuoonの導入前後で、どんな変化がありましたか

永山:当院は、「お困りの原因を診察によって明らかにし、その原因について可能な限りわかりやすく、ご納得いただけるまで説明いたします。その上で患者さまの希望に沿った治療を行います」という診療方針を掲げています。
しかし、聴こえにくい患者さんに診療方針を徹底するのには、とても苦労してきました。
患者さんの約半数が70~90代と高齢です。聞き返されることも多く、伝わっていないと感じれば、私も声を張り、説明をくり返します。午前中だけで100名程の患者さんが来院されるので、夕方、診療が終わる頃にはヘトヘトになっていました。コロナ禍でマスクやフェイスシールド姿があたりまえになると、一層伝わりにくくなっていました。
今後も高齢の患者さんは増えるでしょうし、若い世代にも先天性眼疾患に伴って難聴をもつ方もおられます。診察結果をしっかり理解してもらわなければ、患者さんのご希望や不安を知ることもできません。安心して治療を受けていただくためにも、伝わりやすい環境づくりは最優先課題だと感じていました。

導入後、患者さんの反応は明らかに変化しました。高齢の患者さんも、私の説明をうなずきながら聴き、質問など細やかなやり取りもスムーズに進みます。聞き返される回数は格段に減って普通の会話が増え、患者さんとのコミュニケーションも深まりました。診療内容の充実に伴って、結果的に一人あたりの診療時間や待合室でお待たせする時間も短くなりつつあります。何より、私自身の疲労感が違います。もうヘトヘトに疲れることもありませんし、患者さんとの距離が縮まったように感じています。

「良い音」を通じて検証を重ね、導入を決定

Q. comuoonを導入された経緯を教えてください

永山:「伝わりにくい現状を何とかしたい」と課題が明白だったので、とにかく何か解決策はないか情報を集め始めました。そこで注目したのが、コミュニケーション支援機器の存在です。いろいろな支援機器を試す中でcomuoonの公式サイトにたどり着き、ピンと来たのでさっそく連絡を入れ、デモ機を試すことにしました。
もともと私はオーディオが趣味で〝音〟への関心が非常に高いのです。comuoonは伝わりやすい音を科学的に分析して開発した支援機器であり、エビデンスも充実していました。実際に届いたデモ機のスイッチを入れて「良い音だ」と瞬間的に感じましたし、患者さんの反応を目の当たりにして確信を得ました。

聴こえは人それぞれです。私は1人ひとりにcomuoonを試し、アンケートを集めていきました。中には「聴こえすぎて音や声を強く感じるから、使わなくていい」という方もいらっしゃいます。しかし「comuoonを使った方が聴こえやすい」と答えた患者さんが非常に多かったので、導入することにしたのです。
お借りしていたデモ機は据え置き有線タイプでしたが、営業担当の方に当院での使用シーンを示して相談し、モバイルタイプを導入することにしました。冒頭で申し上げたように、ミニ三脚をつけて設置したcomuoonは、今では診察室にあるのがあたりまえの存在になっています。ヘッドセットマイクは軽いし、本体のデザインも良く、使い勝手が良い。とても完成度の高いコミュニケーション支援機器です。患者さんの中には、診察室に入るなり(聴こえるようにそれを使ってくれ、頼むよ)という意味なのか、ご自分の耳を黙って指さし微笑まれる方もいらっしゃいます。

Q. 患者さまとのコミュニケーションに悩んでいる眼科医療従事者の皆さんへ、何かメッセージをいただけますか

永山:「聴こえない」を減らすことは、良い診療につながります。この20年間で、医療支援機器や診療空間のバリアフリーはずいぶん進みました。現在は、心のバリアフリーをいかに現実化し、良い診療を具現化するかがテーマとなるのではないでしょうか。私はcomuoonの導入によって、患者さんの心に触れる実感が得られました。

緑内障などの慢性疾患においては、丁寧な説明とその理解が患者さんのアドヒアランスに大きな影響を及ぼすと言われています。医療の進化が加速する中、comuoonはもはや眼科専門医にとって重要な武器と言えます。スムーズな診療を実現し、医院経営を安定させる上でも、comuoonをぜひ活用してみてください。聴こえやすさや、伝わりやすさがもたらす価値は、無限大です。

※取材内容は2022年10月時点のものです。

導入事例で使用している製品

comuoon mobile

comuoon mobile

電源がない場所でも使用できるバッテリータイプのコミューンです。

comuoon mobile